遺留分放棄と相続登記のやり直し

2020年10月17日

お客さまからご相談いただいていた、数十年前の相続のやり直しが最大の山場を超えました。

遺産分割そのものは、当時の時価で考えれば妥当な分割だったと思います。

しかし、いろいろな事情があり、当時の相続人間で合意があり相続のやり直しを行いました。

合意内容は、不動産の所有権移転、将来の相続での遺留分の放棄、現金での精算です。

 

この中で最大の問題は、遺留分放棄でした。

遺留分放棄は家庭裁判所に申し立てて行うのですが、認められるかどうかは家庭裁判所の判断に寄ります。

遺留分放棄の基準は、(1)放棄が推定相続人の自由意思に基づくものであるか、(2)放棄理由に合理性・必要性が認められるか、(3)放棄の代償の有無です。

 

流れは

1.当事者間の合意、合意書の締結

2.対象不動産の相続のやり直し

3.遺留分放棄の申立

4.現金の精算

5.確定申告(贈与税の申告)

※相続のやり直しでは、相続税ではなく贈与税が課されます。

 

安藤不動産で行ったことは

1.行政書士の手配(当事者間の合意の基づいた合意書の作成)

2.司法書士の手配(相続登記のやり直し、遺留分放棄の申立)

3.税理士の手配(贈与税の資産、確定申告)

 

かかった費用は、

1.合意書の作成    50,000円

2.不動産の相続登記  60,000円+登録免許税

3.遺留分放棄の申立  90,000円

4.贈与税の申告    50,000円

   合計       250,000円+消費税+登録免許税でした。

 

お客さまにとっては数年来の懸案が解決しました。

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