一燈照隅

2020年02月29日

10年くらい前、私も会員になっている中小企業家同友会で中小企業憲章制定運動があり、その中で一燈照隅という言葉を知りました。

今、安藤不動産がやっていることは、そんな「一燈照隅」を私なりに解釈して実行していることです。

 

安藤不動産は、もともとはどこにでもある不動産業者でした。

土地の所有者さんが「売りたい」と言ってくれた土地を広告に載せて売る。

あるいは、競売などで安く買いとって、やはり広告に載せて売る。

そんな商売でした。どこの不動産業者もやっている、目新しさのないことをしていました。

 

中小企業憲章制定運動の時に、「中小企業はすべての地域のどんな小さな必要をも市場として創造し、新たな日本経済に転換しなければならない。」という言葉を読み、金子みすゞの「みんなちがって、みんないい」という言葉にふれ、「一燈照隅照国」という言葉を知り、横並びでなく、自分でいろいろとやってみようという気になりました。

 

安藤不動産は、”潰し”の利かない設備投資のお願いはしません。

 賃貸にあたっては、場合によっては賃料の何ヶ月分もの費用を貸主さんにお願いすることがあります。でも、”潰し”の利かないお願いはしません。

 どこかの業者のようにお客様に無理な借金を背負わせて、アパートを建てさせたり、店舗を建てさせてリースバックにしたりと言うことはしません。

 計画通り順調にいけばすごく儲かるかもしれませんが、そうならなかったら???ということを第一に考え、できるだけ現況に近い状態で借りていただけるようにします。

 

安藤不動産の理念に「常に考える」という言葉を入れています。

 中小企業憲章の「地域のどんな小さな必要をも市場として創造し」という言葉から、地域が必要とすることを商品化できないか?ということはよく考えます。

 例えば、トラックの月極駐車場

 中古トラックの販売を手がける友人から相談いただいたのが最初です。

 別のタイミングで喫茶店が閉店し駐車場が余ってしまいました。その土地の所有者さんに「トラックの駐車場」として貸し出すことを提案しました。

 その駐車場、今満車状態。他にないかというお問い合わせは今もときどき入ります。

 

 先日、新聞に取り上げられた、空き地管理も小さな必要から。

 空き地管理と言っても、特に草刈りは担い手が減ってきていて大きな問題です。

 草が道路にはみ出せばそれだけ通行の支障になるし、ゴミなどは捨てられるし、害虫の発生源にもなります。それによって近所からも苦情が来るし、下手をすると税金が上がります。岩倉市や稲沢市では、農地評価が雑種地評価になるので税金としては、100倍近くなります。

 

 他に、税理士や司法書士などとタッグを組んで行っている「プロにおまかせ。無料相談会」も、どこに相談に行っていいか分からない。と困っておられるお客様がおられて。そんなことだったらう安藤不動産とおつきあいのある専門家を紹介しますよ。ってところから始まりました。

 

 お客様とお話ししていて、そんなことだったらできそう。とか、こうしたらできるんじゃ?と常に考えています。

 

 

安藤不動産は小さな不動産業者ですので、そんな広範囲には、できません。

それより、千秋町とその周辺の江南市岩倉市で、不動産にかかわる何かできればいいなと思っています。

 

 

 

 

一燈照隅照国 つの灯火だけではしか照らせないが、その灯火が万という数になると国中を照らすことができるという意味の語。 最澄が説いた言葉として知られている。